朝のオムサロ原生花園です。昨日と同様に雨模様で霧細雨が降
っています。やはり鳥が少なくノビタキの若がだけ気を吐いてい
ました。

朝食後、コムケ湖、シブノツナイ湖に向かいます。コムケ湖は目
立った鳥がいません。止むなく、シブノツナイ湖でツメナガセキ
レイを探します。子育て中の親鳥に会えました。

とても元気に飛び回っています。今ではサロベツよりシブノツナイ
の方がこの鳥は数も多く、写しやすいと思います。

次に行ったのはワッカ原生花園です。ここでやっと雨が止んでくれ
ました。ヒバリやノビタキ、ノゴマが元気に囀っています。

次に行ったのが、小清水原生花園です。ゼンテイカとエゾスカシ
ユリが沢山咲いていました。スカシユリの蕾の上に止まっている
のが、ノビタキの巣立ち雛です。

このノビタキの幼鳥は、親鳥に「エサクレクレ攻撃」を仕掛けます
。こんな、恐い表情で親鳥に迫ります。

親鳥にエサを貰った直後の写真です。親鳥が餌を与えた後、
「よだれ」が幼鳥の嘴に繋がっています。

幼鳥が、エサを貰った直後の状態です。親鳥が真上にいるうちに
「もっとよこせー」と幼鳥が口を開けておねだりです。
幼鳥の「クレクレ攻撃」は本当に恐ろしいのです。

「エサをおくれ―」と父鳥に迫り・激突した幼鳥であります。吹っ飛
ばされた親鳥に再び迫ります。

幼鳥は、飛び去っていく親鳥に、「口を開け」てアビールします。
恐るべし幼鳥の食欲。

原生花園の代名詞である、小清水原生花園に毎年行っても、花と
鳥ともによい思いをした経験がありません。今回花も良く、ノビタ
キの子育て風景を楽しく見せてもらえました。
しかし、幼鳥を4羽も抱えた親鳥は本当にに大変です。幼鳥はか
わいいやら恐ろしいやら。
|